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床矯正治療
8万円からできる
低価格の矯正治療

歯を抜かずに、治療費用も安く、取り外しもできる矯正治療とは?

はじめに

まだまだ導入している歯科医院は少ないですが、当院では「抜かない矯正治療(床矯正)」を行っています。
通常の矯正に比べ、痛みがほとんどなく、就学時に取り外しができて、治療費用が安い・・・など、多くの利点を持った矯正治療です。
お子様の歯並びが心配なお母さんにぜひお読みいただきたいと思います。

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歯を抜かない、やさしい矯正として取材されました!

歯並びが悪いとこんなことになります!

虫歯や歯ぐきの病気になりやすい

歯がかさなりあっていたり、かみ合わない歯があると、食べ物のカスがたまりやすいうえに歯みがきがしにくく、虫歯や歯ぐきの病気にかかりやすくなります。

物をかみにくい

歯ならびが悪いと、どうしても物がかみにくく消化不良などの原因となり、からだの健康や発育にまで悪い影響を与えてしまうことがあります。

正しく、はっきりとした発音がしづらい

ひどい出っ歯、上下の歯がかみ合わない、うけ口…
などの場合、電話での会話や外国語を話す時に正しい発音ができず、相手に意味が通じないことがあります。

顔の成長がいびつになる

とても気の毒なことですが、歯並びは、顔貌を大きく変化させます。目も目尻も上あごの骨の上に載っているため、上あごの骨が発育しなければ、目がたれたり、目の下にシワが出来たりします。その他にも、左右非対称な顔や唇が下がったりなど色々と悪影響が出てしまいます。

あごの成長を妨げる

歯ならびが悪いと、あごの成長にも影響し、上下のあごのバランスが悪くなったり、顔が左右対称でなくなったりします。

心理的な影響を与える

悪い歯ならびを気にして人前で話したがらなくなったり、容姿を気にしたりして、友達づきあいも消極的になってしまう傾向があります。

肩こり頭痛の原因にも…

歯ならびは骨格に影響しています。それは顏だけではなく体全体の骨格に影響するのです。骨格に影響するということは骨につながっている筋肉にも影響がおこります。このことによって姿勢が悪くなって肩こりや偏頭痛を引き起こしてしまうこともあります。このように歯ならびが悪いと体全体に影響があるので、ストレスや原因不明病をひきおこすこともあるのです。もちろん肩こりや偏頭痛の原因は歯ならびの悪さだけではないのですが、歯列矯正によってあなたの万年肩こりや偏頭痛が軽くなったり、治ったりするかもしれません。

悪い歯並びってどんな歯並び?

悪い歯並びの種類にはいくつかあります。

1.叢生(八重歯、凸凹、乱杭歯)

歯が重なり合って生えている状態を叢生(そうせい)といいます。八重歯や凸凹の歯並びのことです。犬歯が飛び出していることが多く、普通は犬歯のひとつ後ろの歯(第一小臼歯)を抜いて矯正します。原因としては、歯が非常に大きいか、顎(あご)が小さいことなどが、考えられます。

こういう歯並びの方は、歯みがきが非常にしずらい為、虫歯や歯周病になりやすいです。

2.出っ歯(上顎前突)

上の歯が前に出ている噛み合わせのことをいいます。別名、上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言います。

上の前歯が飛び出ていて、口が閉じにくかったり、笑うと上の歯ぐきが出てしまうことが多いようです。

上の歯が出ていると、咬み合わせが深くなり、下の前歯が見えなくなって、顎のぐあいが悪くなる場合もあります。

前歯が出ているため、歯ぐきが乾いて歯周病にもなりかねません。

上顎が大きいか、前方に位置しているか、下顎が小さいか、後方に位置しているという骨格的な問題がある場合は、子供の頃からの、早めの治療をお勧めします。

3.受け口(下顎前突)

歯が重なり合って生えている状態を叢生(そうせい)といいます。八重歯や凸凹の歯並びのことです。犬歯が飛び出していることが多く、普通は犬歯のひとつ後ろの歯(第一小臼歯)を抜いて矯正します。原因としては、歯が非常に大きいか、顎(あご)が小さいことなどが、考えられます。

こういう歯並びの方は、歯みがきが非常にしずらい為、虫歯や歯周病になりやすいです。

4.開咬(かいこう)

奥歯で咬んでも前歯は咬んでおらず、上手く咬めない、また口が閉じにくい状態を開咬(かいこう)といいます。

おいしいステーキを食べても、前歯でお肉が咬みきれません。舌癖(舌を咬んだり食物を飲み込む時に舌がでる)や、指しゃぶりなどの癖、呼吸器系の病気が原因です。

このような場合、骨格的に問題があるケースが多々あります。

奥歯(小臼歯)を抜いて治療する事が多いです。

5.すきっ歯(空隙歯列)

すきっ歯は空隙歯列(くうげきしれつ)といい、歯と歯の間があいていて、食べ物がはさまったり、前歯のすき間が目立ってしまう、といったような悩みがあげられます。顎(あご)の大きさに対して、歯のサイズが小さいことや、先天的に歯の本数が足りないことなどが、原因にあげられます。また、そのすき間に無意識のうちに、舌を押し付けたりしていると、症状が悪化することがあります。

すき間がとても多い場合や、歯がとても小さい場合には、人工の歯を用いる治療を行います。

抜かない矯正治療法って何ですか?

矯正治療の方法には、2つの方法があります。

1つは、「歯が並ばないなら、歯と顎との大きさがあうように、歯を抜いて今の顎の大きさに合わせて並べる」方法で、アメリカや日本で一般的に行われている方法です。

抜歯する歯は、前から4番目、上下左右の合計4本を抜きます

もう1つは、「歯を抜かずに、歯が並びきらない今の小さな顎を拡げて歯を正常に並べる方法」で、床矯正(しょうきょうせい)と呼ばれます。

これは1935年にウィーンの歯科医師シュワルツによって考案され、ドイツでは歯科矯正の70%、イタリアでは60%、ポーランドでは90%以上が床矯正治療を取り入れています。

つまり、歯を抜いて強制的に隙間を作るのが「抜歯矯正」、顎を拡げて隙間を作るのが「床矯正」ということです。

床矯正について詳しく説明します

床矯正治療では、床矯正装置と呼ばれるものを使います。これは1種の入れ歯のようなものと考えてください。

この装置の中心部に小さなねじ穴があり、専用キーで巻くと装置を拡げることができます。
 45度回せば0.1~0.2ミリ広がり、それを1ヶ月に1ミリを目安に患者様ご自身でキーを巻いて調整します。そして、それを数ヶ月続けて、歯がきれいに並ぶように顎を拡げるわけです。

床矯正治療は、

「歯を抜かない」、「痛みがほとんどない」、

「学校や仕事などの外出時は外すことができる」、

「高価な貴金属を使用しないので治療費用が安い」

などの利点があります。

この中で、私は特に「歯を抜かない」ことが最も大きな利点であると考えています。患者様にしても、歯を抜くことに抵抗のある方がほとんどだと思います。

(もちろん、今までの矯正治療では歯を抜く以外に方法がありませんでしたので、選択の余地がなかったわけですが・・・)

1回抜いた歯はもとには戻りません。歯と全身の健康とは、深く繋がっていますので、例え1本の歯であろうとも安易に抜くことはお勧めできないからです。

院長の考える理想の矯正治療パターン

私は従来の歯を抜く矯正治療を否定しているわけではありません。

本当にキレイな歯並びにしようと思うと、やはり抜歯矯正が最も効果的だと思います。しかし、出っ歯になっている歯を元に戻したり、かみ合わせを回復するといった機能的な面で考えると、床矯正が効果的なことも多いのも事実です。特に成長期の子どもには床矯正が有利だと思います。 つまり、私の考えとしては、患者様がどこをゴールとしているのかによって選択が変わるということです。

しかし、まずは歯を抜かない床矯正を行って、改善効果が薄いと感じられれば通常の抜歯矯正を行うといった流れが理想的だと思います。もちろん、歯を抜かない床矯正で終われれば良いことは言うまでもありません。(治療費用もそれだけ安く済みます) また、抜歯矯正も、個人の歯それぞれにあわせたオーダーメイドの矯正装置を使用して正確で確実な矯正をして下さる郡山市内のにしむら矯正歯科医院さんを紹介しています。

いつが矯正治療のタイミング?

よく患者様に「いつが矯正治療するのに最適ですか?」と質問をお受けします。しかし、ハッキリ言いますと、「おかしいと気がついた時が最適なタイミング」です!

歯並びはたったの2ヶ月でも大きく変わってしまい、装置が一つ増えてしまうこともあります。早め早めの矯正が、結果的に治療も早く済み、費用も安く抑えられるのです。

「では、何をもっておかしいと判断すればいいのか?」

そんなに難しく考えなくても構いません。ちょっとした歯ならびのずれなど、ほんの少しでも「おかしいなぁ・・・」と思われたときにお気軽にご相談ください。

また、成人の方でも床矯正ができるかどうかの診断をいたしますので、こちらもお気軽にご相談ください。(期間的には、通常矯正が有利だと思います)

床矯正ドキュメンタリー

歯を抜かずに低価格でできる矯正治療

はしもと歯科医院では、床矯正治療をおこなっています。
平成17年に床矯正を始めるきっかけを作ってくださった先生は、田村郡歯科医師会の宗像清貴先生です。

先生に東京中野の鈴木設矢先生の床矯正研究会を 紹介していただきました。

最初、私なんかに矯正治療などできないと思っていましたが、熱心な先生の指導と励ましのおかげで、なんとか矯正治療を続けることができました。

当時、小学校の学校歯科医を任されて気づいたことがありました。 3割ぐらいの子どもが歯列不正を生じており、その始まりは小学校低学年だということです。

これは子どもの歯から大人の歯への生え変わりのはじまりの時期 にあたり、それを放っておくと、高学年になってひどくなります。

小さなボヤが大火事に変わっていくのです。

この時期、すなわち10歳前の適切な矯正治療の 重要性を痛感しました。

特に初期の歯列不正に気づくのは、学校歯科医か、一般の開業医がほとんどです。しかし、一般の開業医の先生は矯正治療ができませんし、 専門医に紹介すると、50万~100万という高額な治療費がかかることも珍しくありません。 さらに4本の健康な永久歯も抜歯されることが多いのです。

「この床矯正法を使えば、一般の開業医であっても、早期で簡単な症例であれば、安価で(はしもと歯科医院では8万~35万)歯を抜かずに治療できる」

世の人にとって大きな福音になると思い、チャレンジが始まりました。

しかし、困難な症例に関しては、郡山で開業なさっている、私の尊敬する矯正専門医の西村則彦先生を紹介するか、あるいは先生の指導のもとで治療することにしています。

そして、現在までに多くの方の床矯正治療を行いました。

詳しくは、 「はしもと歯科医院の子どもの矯正治療ドキュメンタリーレポート」 をご覧ください。

子どもの輝ける未来を祈って。

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