子どもの治療

乳歯は永久歯の道しるべになる歯であるので、「どうせ抜けるから」といっておろそかにはできません。しっかりむし歯を治す必要があります。
ところで、あなたのお子さんはがまん強いですか？
それともすぐ泣くタイプですか？
お子さんによって性格は千差万別です。
難しい子どもの治療には回数はかかりますが、「ならし治療」といって簡単な治療をして褒めて帰すという方法を取ります。

かつての歯科医院では、泣きわめく子どもも無理やり治療をしていました。
（今でもそういった医院があるとは思いますが…）
そうすると、確かに早く治療は終わりますが、それがトラウマになって、その後歯科恐怖症になると言われています。
私たちも、歯医者と聞くと、痛いイメージを持っていますし、できれば行きたくないところですよね！？

歯科恐怖症になると、それ以上に、
「医院の臭いをかいだり、チェアに座ると吐き気がする」や「歯医者のライトを見るだけで血圧が上がる」など、
子どもたちのその後のお口の健康維持に多大なストレスがかかってしまいます。

結局、痛くなるまで歯医者に行かずに放置して、歯医者に行く頃には抜歯、その繰り返しが若くして総入れ歯…
そんな状態にあなたの大切なお子さまをさせたいですか？
（もちろん嫌ですよね！私の子どもにもそのような思いはさせたくありません）

ですから、多少時間はかかりますが、「ならし治療」をすることで、歯科医院の雰囲気になれ、ドクター・歯科衛生士とのふれあいによって「歯医者さんを好き！」になってもらい、治療を進めていきたいのです。

また、はしもと歯科医院では、さらにお子さまに「歯医者さん、好き！」と思ってもらうために、クジ引きが置いてあり、頑張った子どもにあげています。